2005年04月14日

にんにく!大腸ポリープの成長を抑制

yahooNEWSより

にんにく!大腸ポリープの成長を抑制

広島大助教授ら発表




にんにくに含まれる成分に、大腸にできたポリープの成長を抑える効果のあることが、広島大の田中信治助教授(分子病態制御内科学)らの研究で分かった。大腸ポリープは直径1センチを超すとがんに移行する場合があり、にんにくが、がん抑制に結びつく可能性があるという。米国で開かれた国際にんにくシンポジウムで発表された。



大腸ポリープは通常、1センチ以上になると切除するが、1センチ未満の場合には経過を観察することが多い。研究は内視鏡検査で大腸にポリープが見つかり、経過観察中の12人の同意を得て実施。にんにくをアルコールの中で2年間熟成させて抽出したエキスを、1日当たり2.4ミリリットル飲む8人(A群)と、0.16ミリリットル飲む4人(B群)に分けた。



1年後に比べると、A群では5人でポリープの数が減り、直径の平均値も1ミリ以上減った。B群では数が減った人はなく、直径の平均値も何もせず経過観察だけの人と同レベルの3ミリ以上増えていた。いずれも統計的に有意な差があった。



にんにくには、抗がん作用を持つたんぱく質が含まれていることが知られている。田中助教授は「熟成中に有用成分ができるので、にんにくをそのまま食べるより効果は高くなるが、にんにくがおおむね大腸がんの抑制に効果があることが示された」と話している。【山本建】(毎日新聞) - 4月14日